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演奏会の案内:オペラ《ランメルモルのルチーアLucia di Lammermoor》

2012.05.01 Tuesday
(しばらくこの記事が先頭に来ます)
オペラ公演の案内です。

【日時】6月26日(火)18時開演(21時終演予定)
【場所】すみだトリフォニーホール小ホール(錦糸町徒歩3分)
【演目】ドニゼッティ作曲オペラ《ランメルモルのルチーア》および《ラ・ファヴォリータ》(二本立て抜粋公演)
【チケット】全自由席(3000円)
【主催】スタジオかのん Arts & Hearts Project(公演による収益金は国連WFP協会を通じて食料支援活動に役立てられます)【問い合わせ】salitasuperiore@yahoo.co.jp(森田)
【あらすじ】《ルチーア》:スコットランドのラマムア地方を治めるアストン家のルチーアとかつて覇権を握っていたレイベンスウッド家のエドガルドとの恋愛悲話。ちょうど《ロミオとジュリエット》のようなシチュエーションを想像して下さい。音楽的にはオペラ史上最も美しいと言われる六重唱やソプラノ歌手の醍醐味を十二分に味わえる「狂乱の場」が作品の山場に設定されています。「狂乱」といっても本当に舞台上でリアルに発狂するのではなく、気も狂わんばかりの苦しみを聴衆が共有できるように設定されたものです。ルチーアの運命に涙してもらえれば嬉しいです。
イタリア・オペラのお勧めポイントとして、余りに悲しいお話を鑑賞しても、鑑賞後には「かわいそうだったよね。でも、いい音楽と劇を鑑賞できてよかった」と思えるところでしょう。3時間は長いかな?と思われる方は前半、もしくは後半だけでも。
ちなみに私は《ルチーア》のライモンド役(ルチーアの家庭教師)で出演します。
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国立音楽大学音楽研究所オペラ演奏研究部門

2012.04.25 Wednesday
音楽研究所オペラ演奏研究部門の2012年度の活動がスタートしました。

第一回目は外部講師として戸口幸策先生をお迎えして「14世紀の世俗歌曲」についてお話していただきます。
日時:5月10日(木)18時〜19時30分
場所:6-110(国立音楽大学内)
戸口先生の専門とされる1300年代のイタリアの歌(バッラータ、マドリガーレ、カッチャ)を中心に「ことばと音楽」の関係を解説していただける貴重な機会です。

そして第二回目はイタリアのソプラノ、ルイーザ・ジャンニーニ女史を招いての公開レッスンです。現役活躍中の歌手ですが、丁寧な指導に定評がある方です。
日時:5月16日(水)
場所:6-110(国立音楽大学内)

どちらも必見・必聴です!
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(院)作品研究

2012.04.23 Monday
大学院「作品研究」の参考文献です。

●イタリア韻律に関するもの

・W. Th. Elxert, Versificazione italiana dalle origini ai giorni nostri, Le Monnier 1976.

・P. G. Beltrami, La metrica italiana, Il Mulino 1994.

・天野恵、鈴木信吾、森田学「イタリアの詩歌」、三修社 2010年。


●モーツァルトのオペラ作品に関するもの

・Stefan Kunze, Mozarts Opern, Reclam 1984.


●台本に関するもの

・G. Gronda, P. Fabbri, Libretti d'opera italiani dal Seicento al Novecento, Mondadori 1997.

・D. Goldin, La vera Fenice, Einaudi 1985.

・P. Fabbri, Metro e canto nell'opera italiana, EDT 2007.


とりあえず作品(台本)研究スタートに際して役立つ文献です。今後も授業の進度に応じて適宜紹介していきます。
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新年度

2012.04.18 Wednesday
各学校とも新学期の二週目に入り、少しづつ授業も本格的にスタートし始めました。
教員という仕事をやらせてもらっていると、毎年新しく若い人たちと出会い共に学舎で時間を過ごすことができます。未来を作っていく若者たちに教えながらも、私も多くを学ばせてもらいます。有難いことです。
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ルチアーナ・ギッツォーニ先生退任の会

2012.03.21 Wednesday
芸大時代の恩師(イタリア語)のひとりギッツォーニ先生退任の会がありました。
16時からの記念演奏会と18時からのパーティーという構成でした。演奏会では、先生とゆかりのある、そして先生が研究・紹介されてきたイタリア(ジェノヴァ)ヴァイオリン奏者で作曲も手がけたシーヴォリの作品が取り上げられました。パガニーニの弟子としてその名を知られているシーヴォリですが、師匠の流れを汲みながらも独自の世界を展開している音楽家です。またシーヴォリの作品には、彼の孫弟子(パガニーニから数えると四代目)ガッチェッタにも受け継がれているイタリア性のようなものも感じられました。
19世紀のイタリア・オペラ全盛期にイタリアのヴィルトゥオーゾとして、音楽の都パリで喝采を浴びていたシーヴォリが想像できる作品でした。
後半のパーティーでは「言語・音声トレーニングセンター」の話やギッツォーニ先生との思い出が参加からそれぞれ語られました。私がイタリア語や文化・芸術を教える職にあるのもギッツォーニ先生や優れた恩師たちのおかげだと改めて感じました。感謝あるのみです。彼らに一歩でも近づけるようさらに精進せねばという思いを強くしました。
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ニーノ・ロータ《ノイローゼ男の一夜》日本初演

2012.02.26 Sunday
長らくご無沙汰していました。本日、国立音楽大学音楽研究所オペラ演奏研究部門2011年度公演、オペラ・ブッファ《ノイローゼ男の一夜》が無事に終わりました。
足もとの悪い中、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございます。
今回は「フロアマネージャー(フロント係)」をやらせていただきました。内外で活躍中の先生方とご一緒できて光栄だったと共に、研究者としてではなく一歌い手として公演に関わるのでかなりのプレッシャーもありました。来ていただいた方からは作品の素晴らしさや面白さ、ロータのユーモアセンスが伝わったといった意見をいただいたので、公演は成功したと言っても良いのでしょう。
リコルディ出版とやりとりしつつ、正式に日本初演となったわけですが、珍しいだけに終らず、いい作品、優れた作曲家であることがクラシックファンに伝わったことが大きな収穫だったと思います。
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ニーノ・ロータ《ノイローゼ患者の一夜》

2012.02.09 Thursday

国立音楽大学・音楽研究所オペラ演奏研究部門によるオペラ公演のご案内です。
今年、とりあげるのは、映画音楽で広くその名を知られているイタリアの作曲家
ニーノ・ロータの1幕ものの喜劇です。(Dramma buffo in un atto)

以下、研究所HPからの紹介文です。

2012年2月25日(土曜日) 15:00開演国立音楽大学・講堂大ホール入場無料

物音が気になって眠れないノイローゼ患者のホテルでの一夜。
まわりの部屋も借り切って安眠のつもりが、いつの間にか両隣にも客が…。夜のホテル・フロアで繰り広げられるドタバタの末に、安らかな眠りは訪れたのか…。

さらに詳しい記事は→研究所HP
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プロコフィエフ《修道院での結婚》初日終了

2012.01.14 Saturday
二ヶ月以上に亘って稽古してきたロシアオペラ、プロコフィエフ《修道院での結婚》初日が無事に終わりました。
寒いなか劇場まで足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました。
今回の私の役(仮面3とべネディクティン神父)は個性的なキャラクターが全面に出るような役でした。声のことに神経を尖らせるのではなく、役どころに今回ほど集中して望めた舞台はこれまでになかったように思います。今回は舞台を楽しむことを経験させてもらえた公演でした。
来ていただいたお客さんを含め、この公演に関わり、支えていただいた全員に感謝しています。
明日は別の組の公演があります。スタンバイも兼ねていますが、明日は一聴衆として楽しみたいと思います。
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Buon Anno!

2012.01.03 Tuesday
早いですね、年末のバタバタが片付く間もなく年が明けました。2012年が良き年となるよう祈りつつ拙ブログPiazza Maninをスタートします。

今日から14日本番のプロコフィエフ《修道院での結婚》稽古が始まりました。通し稽古の段階になり、いよいよ本番が楽しみな舞台になりつつあります。今日はその「みどころ」を少し紹介したいと思います。
まずキャラクターでは
メンドーザ:魚商人の胡散臭さや憎めないキャラクター、本人はいたって真剣なのに笑いを誘うという人物です。
ドン・ジェロム:娘を持つ父親の嘆きのくだりは視覚と聴覚に深く刻み込まれます(といっても軽いタッチで)。オペラ・ブッファには欠かせない大切な役どころです。
フェルディナン:貴族としてのプライドからくる高圧的なセリフと絶えず(メロドランマ的な旋律で)「クララ〜!」と歌うキャラはマニア好みかもしれません。
ドゥエンナ:婚活マニュアルを実践するような彼女。ドン・ジェロムとの口論をプロコフィエフが見事に音楽言語に移し替えています(「フンッ」とそっぽを向くところが個人的にはハマってます)。

この他にも、例えば三人の仮面が突然現れ舞台に動きと色を付けたり、修道院のシーンではただ飲んだくれる神父たちが現世をより良く?生き抜く術を示します。プロコフィエフは、前者を伝統的な喜劇的でかつシュールレアリズム的な音楽で表現し、後者を「これぞロシアの男声合唱」と思わせる音楽を使いつつ、18世紀に確立されたオペラ・ブッファの歌いながら劇を進めるという手法で見事に仕上げています。また前者の仮面の場面にはバレエ・シーンが付けられていますが、ロシアから見たスペインの異国情緒を音楽で描き出し、印象的な場面を作り出しています。
そして三組の結婚が成立するフィナーレがドン・ジェロムの声でスタートすると、オペラ・ブッファ的なハピエンドとプロコフィエフの壮大な音楽がそれぞれ主張しているにも関わらず、不思議と融和しているのを生の劇場で楽しんでもらえれば嬉しいです。

ここに紹介しきれないほど魅力溢れる作品ですので、お楽しみに!
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オペラ公演のお知らせ

2011.12.22 Thursday
来年の年明け早々、2012年1月14日(土)15時〜新国立劇場(初台)中劇場でプロコフィエフのオペラ《修道院での結婚》(日本初演)が行われます。
ロシア語による原語上演ですが字幕が付きます。

森田は「仮面3」および「ベネディクティン」で出演します。

ジャンルはオペラ・ブッファ(楽しい内容)です。お話の内容は、セビーリャの良家の主ドン・ジェロームにはフェルディナンド(良家の娘クララを愛しているが彼女の気まぐれを嘆いている)とルイーザ(アントニーオと相思相愛)という二人の子供がいます。金持ちの魚商人メンドーザがジェロームと商売のことで意気投合し、娘ルイーザを嫁にもらう約束を取り付けたことから、話が展開していきます。父親の約束した相手との結婚を避けたいルイーザ、そして彼女の養育係ドゥエンナも間に入り、計略を巡らせ、人物の成りすましや取り違えがありますが、最終的には三組の結婚がめでたく成立するというものです。劇内容としてはまあいかにもオペラ・ブッファ的な話です。

音楽の方はというと、プロコフィエフということでオーケストラの部分のみでも充分楽しめる作品ですが、セリフが加わるオペラとして作品を鑑賞するとひと味違う良さが発見出来ると思います。
まず、冒頭部分のオーケストラからして、いろいろなモチーフで構成されていますが、それが登場人物のテーマ音楽となっていて、劇の中でこれから起こる出来事と連動しています。これから起こる出来事をいろいろと想像して楽しむもよし、(CDやDVDなどで予習して)キャラクターのオトボケぶりを思い出して楽しむもよしと、味わい方は様々です。

私の役は、カーニバルの時期にセレナーデを歌っているアントニオ、それにうんざりしているドン・ジェロームをからかう仮面役と、修道院で陽気に飲んだくれているとても人間くさいベネディクティン神父役です。

本格上演としては日本初演のはずですし、とても楽しい作品なので予定が合えば是非、足を運んで見てください。
会場の新国立劇場の中劇場は半円形の客席でどこから見ても舞台がよく見える劇場です。さらにバレエ・シーンもあるので、「音楽(歌とオーケストラ)」「演劇」「バレエ」がこの作品の中で楽しめます。

問い合わせ:salitasuperiore@yahoo.co.jp(森田)
チケット(全席指定):SS席15000円、S席12000円、A席9000円、B席6000円

2012年1月14日(土)14時30分開場、15時開演

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